これぞ顧客視点ニジマスの告白
マーケティングには「顧客視点」が大事と言っていますが、言いっ放しじゃなくていい例はないかと探していたら、ありました、ありました。ちょうどいいのがありました。
Twitterで話題になって、Yahoo!ニュースにも取り上げられてバズっている最中なので、知っている人も多いと思うけど、北海道北見市にある「北の大地の水族館」のニジマスの解説板。若者言葉でLINE風のやりとりでニジマスについて説明しています。
これが元のツィート
ニジマス「俺って外来種」「マジ?www」 水族館がLINE風解説
この記事によると、水族館の解説板は9割の人が読まないと言われているそうです。確かに水族館の解説板ってあんまりじっくりと読んだりしないですよね。ひとつの水槽にビタっと張り付いて解説板をじっくり読むというよりも、ぞろぞろ歩きながら、水族館を手軽に楽しみたいという人がほとんどでしょう。
水族館としては、来場者に魚の生態を知ってほしいと思って一生懸命書いているとは思いますが、詳しく書くほど顧客のニーズとは離れてしまう。
そこで、とにかく目を引いて読んでもらう事を考えた結果がこのLINE風の解説板。担当者は思い付きで作ったと取材に答えていますが、読んでもらうにはどんな表現方法がよいのか顧客視点で考えた結果だと思います。
話題のLINE風解説板はこちら。
最後にオチがあってなかなか秀逸。
出典:北の大地の水族館
http://onneyu-aq.com/