こまってる人

コンテンツSEOのノウハウを見ると、分かりやすい文章を書く必要があるっていうけど、なかなか難しい・・・。そもそも、分かりやすく書こうとすると、ものすごく時間がかかって嫌になっちゃう・・・。


今回は、コンテンツをうまく書き進めることができないと感じている人向けの話。
(分かりやすい)文章を効率的に書くために必要な思考順序についてまとめてみました。


それではいきます!

効率的に文章を書くための思考の順序は決まってる

書くべきキーワードを決めて、いざ文章を書き始めようと思っても、冒頭文を少し書きだしただけで、その後が一向に進まない。
何時間たっても進まないので、気分転換に見始めたYoutubeが面白すぎていつの間にか時間が経っていた。
遅くなったので本日の作業は終了。


うーん。よくあることです。
分かります。


でも、書くスピードは、文章を書くための思考の順序を知るだけで、かなり速くなります。


その思考の順序を知る前に・・・、まず、分かりやすい文章展開について説明する必要がありますね。
分かりやすい文章を書くためには、以下の文章展開を意識してください。

  • 序章 予告:最初に「これから、こんなことを書く」ことを伝えます。
  • 1章 主張:「自分はこう考える、こう思う」と、自分の主張を伝えます。
  • 2章 理由:そう思う理由を具体的に説明します。
  • 3章 反論:あえて、自分の主張に反対する意見をだします。
  • 4章 結論:最後に主張を繰り返します。

具体的な思考の順番


うえで挙げた展開の文章をスラスラと書くための思考の順番です。
一番やっちゃいけないのは、何にも考えずに書き始めること。
途中で何度も書き直すことになります。


必要なのは、まず、準備。
この順番で考えてみてください。
頭の中を整理して、必要な情報を集めましょう。

  • 自分が何を主張したいのかを明確にする
  • 自分はなぜそう思うのか、理由を挙げる
  • 自分の意見に反対する人がいたら、どんな反論をするのか挙げる
  • 主張や理由に関するエピソード、たとえ話を挙げる

自分が何を主張したいのかを明確にする

まず、文章の中で、自分が言いたいことを明確します。
ここが明確になっていないと、「で・・・、結局、何がいいたいの?」というお寒い結果になってしまいます。

主張を明確にし、さらに肉付けをして「序章」「1章 主張」を書く。

自分はなぜそう思うのか、理由を挙げる

自分の主張に対する理由を挙げていきます。
主張と理由は、誰もが納得できるロジカルな関係である必要があります。

理由を明確にし、さらに肉付けをして「2章 理由」を書く。

自分の意見に反対する人がいたら、どんな反論をするのか挙げる

もしも、自分に反論する人がいたら、どんな意見を持つのか考えてみます。
反対する意見を認める場合もあるし、さらに反論する場合もあります。

反論を挙げ、もしくは反論を認めるか、反論の反論をして、「3章 反論」を書く。

主張や理由に関するエピソード、たとえ話を挙げる

エピソードやたとえ話は、読者に文章を読むモチベーションを与えます。
自分の経験でもいいですし、有名人が言っていることでもいいです。
自分の経験でない場合は、裏どりが必要になります。

「序章」「1章 主張」「2章 理由」に、エピソードやたとえ話を入れる。

コンテンツSEOの場合、もっとシンプルな文章でもよい場合もある

SEOを考慮したコンテンツを制作する場合、もっとシンプルな文章でも上位に表示される場合もあります。
コンテンツSEOのように上位表示させることが目的であれば、それでもいいと思います。
大切なのは、ユーザーにとって役に立つ情報を分かりやすく伝えることです。

ノウハウ系コンテンツの場合は、これまでこの記事内で説明した「思考の順序」「文章展開」で書く。
ファッション情報、インテリア情報のように、ユーザーが事例を知りたがっている場合は、実は、文章展開はあまり関係ありません。

まとめ

今回は、効率的に分かりやすい文章を書くための、「文章展開」と「思考の順序」についてまとめてみました。
この記事を書くのにかかった時間は、考えをまとめるのに30分、実際に書いている時間は1時間、見栄えを整えるのに15分、見直しに15分の合計約2時間でした。
考えをまとめないまま始めたら、とても2時間で書き終わらなかったと思います。


思考順序をおさらいすると、以下の通りです。
ブログやコンテンツだけでなく、作文もこの思考順序で書いてみてください。

  • 自分が何を主張したいのかを明確にする
  • 自分はなぜそう思うのか、理由を挙げる
  • 自分の意見に反対する人がいたら、どんな反論をするのか挙げる
  • 主張や理由に関するエピソード、たとえ話を挙げる