あなたは、コンテンツSEOに取り組もうとしても、いざコンテンツを作るときになって「あれ? どんなキーワードで書けばいいんだっけ・・・。」と思ったことはありませんか?

コンテンツSEOにおいてキーワード選択はとても重要ですが、単に売れそうなキーワードを選んだり、漠然と検索数の多いキーワードを選んだり少々的外れな選択をしてしまうことがあるのです。そうなるとコンテンツSEOに取り組んでいても、検索サイトからの集客がうまくいかないとか、集客はうまくいっても販売に結びつかないということが起こります。

今回は、SEOキーワードを選択して、どのようにコンテンツを作るのかをご説明します。無料のツールを利用してキーワードを選び、ライティングする方法です。正しいキーワード選択の方法を知って、Webサイトの集客力を強化しましょう。

それではいきます!

SEOキーワードとは

SEOキーワードとは、 Google や Yahoo で検索する時に入力するキーワードのことです。検索者は何かを知りたいとか、悩みを解決したい時に検索します。そのため、検索者のニーズとSEOキーワードにはとても密接な関係があるのです。

また、SEOキーワードはビックワード、ミドルワード、ロングテールワードに分類できます。それぞれの特徴は以下の通り。

ビッグワード

ひとことで言えば、検索数がとても多いキーワードです。具体的にはどれくらい検索数があればビッグワードなのかと思って調べてみましたが、特に基準は無いようです。

たとえば「海外旅行」(月間検索ボリューム90,500)のようなビッグワードでは、競合するサイト(ページ)も多いため上位表示させるのは難しくなります。

「海外旅行」と検索したユーザーは、旅行先を探している場合もあれば、海外旅行で必要な持ち物を探している場合もあります。検索ユーザーの意図が多様なため、コンバージョン率が低くなる傾向にあります。

ミドルワード

ビッグワードよりも検索量の少ないワードです。「海外旅行 格安」(月間検索ボリューム5,400)のように複合ワードになる場合が多くなります。「海外旅行 格安」は、できるだけ安く海外旅行に行きたい人が検索するワードですから、当然、リーズナブルな海外旅行を取り扱っているサイトではコンバージョン率は高くなります。

ロングテールワード

ロングテールワードでは、ミドルワードよりも更に検索量が少なくなります。「海外旅行」の例でいえば、「海外旅行 格安 航空券」(月間検索ボリューム210)のような複合キーワードです。検索数は少ないですが、ユーザーの検索目的がさらに絞られているので、コンバージョン率は高くなります。

キーワードを選定しコンテンツを設計するまでの手順

コンテンツSEOでは、まずどのようなキーワードでコンテンツを検索結果の上位に表示させたいのか考ますよね。

キーワードが目的地だとすれば、コンテンツは交通手段です。東京から大阪にいくのに新幹線で行っても、飛行機を使ってもいくつかの方法でたどり着くことができるでしょう。しかし、大阪に行きたいのに札幌を目指していたら、いつまでたってもたどり着くことはできません。

コンテンツを適切な方法で作れば、狙ったキーワードで(キーワードによって難易度は変わりますが)上位表示させることは可能です。しかし、そもそもターゲットにしたキーワードが間違っていると、せっかく作ったコンテンツがすべて無駄になってしまうことさえあります。

そのため、キーワードの選択はコンテンツSEOにおいて最も大切な作業の一つといえます。

キーワード選定からコンテンツ設計までの手順は以下の通りです。

キーワード候補の洗い出し

キーワードを洗い出すには、「Googleサジェスト キーワード一括DLツール」が便利です。キーワード欄に単語を入力すると、複合キーワードの候補を機械的に表示してくれます。

他にも、「連想類語辞典」を使えば、キーワードの類語や関連語を調べることができます。

キーワード出現頻度解析ツール」に競合サイトのURLを入力すると、競合サイトで出現頻度の高いキーワードを調べることができます。

キーワード候補の分析

キーワードを洗い出したら、キーワード候補を分析します。検索ボリュームが大きく、コンバージョン率が高く、上位表示されやすいキーワードがねらい目です。「●●+比較」や「●●+見積」、「●●+格安」のような、既に欲しいモノが明らかになっていて、どの商品を買うのか比較するときに検索するキーワードは、コンバージョン率が高くなります。

キーワード候補の分析は以下のツールを使います。

検索ボリュームの分析

Googleアドワーズの「キーワードプランナー」で、キーワードの月間平均検索数を調べます。目安は、月間平均検索数が1,000以上あるキーワードです。

ただし、表示された月間平均検索数が少なくても、ターゲットキーワード以外からも流入で、十分なアクセス数になる場合もあります。あくまで目安として考えてください。

キーワードプランナーはGoogleに広告を出すためのツールなので、広告費用を払わない場合は、月間平均検索数はおおよその数字で表示されます。

難易度の分析

SEO難易度チェックツール」では、キーワードを入力すると、上位表示するための難易度が4段階の色と数字で表示されます。

キーワードの絞り込みと優先順位

集めた情報を元にキーワードを絞り込みます。検索ボリュームが多く、高いコンバージョン率が見込めて、上位表示させやすいキーワードを優先します。

ただし、「海外旅行」のように最初から上位表示させる難易度が高いビッグワードを狙うよりも、「海外旅行 格安 航空券」のようなロングテールワードから取り組んだ方が結果的にうまくいきます。

ロングテールワードで継続的に上位表示されるようになると、サイト自体の評価が上がり、ビッグワードでも上位表示も狙えるようになります。

競合サイトの分析

キーワードが決まったら、Google、もしくは「検索上位サイトチェック」でキーワードを検索し、上位に表示されるページの内容を確認します。たとえば「海外旅行 格安 航空券」と検索したユーザーはどんな悩みや欲求があるのか、どんな情報があれば、悩みを解決したり、欲求を満たしたりすることができるのかを分析します。

将来的にはAIがこの分野を担当してくれるのかもしれませんが、今のところ頼りになるのは自分の目です。

コンテンツ設計

競合サイトの分析の後に、コンテンツ設計を行います。検索ユーザーが何を知りたいのかという分析結果に基づき、コンテンツにどんな情報を書くのかを設計します。

基本的には、検索ユーザーが知りたい情報をすべて網羅した方がいいですが、あまりに情報量が多すぎると読みにくくなってしまい、上位表示されなくなってしまいます。情報を捨てる判断も必要です。

SEOキーワードで使える補助ツール5選を紹介

ここでは、SEOキーワードの選択に役に立つ補助ツールを紹介します。

cotoha.com

キーワードを入力すると、最近のニュースや関連記事を一括表示してくれます。旬な話題のチェックに便利です。


 
 

マイサイト被リンクチェック

競合サイトのURLを入力することで、被リンク数や被リンク元を調べることができます。被リンク数はサイトの評価に直結するため、競合サイトの強さの分析に有効です。


 
 

キーワード検索数チェックツール

登録不要なので、「キーワードプランナー」の代替ツールとして活用できます。キーワードを入力すると、月間推定検索数を調べることができます。

 
 

Googleトレンド

キーワードを入力すると、人気度の推移をチェックできます。比較表示もできるので、複数の類義語からどの単語をキーワードにするか選定する時にも便利です。


 
 

Yahoo!知恵袋

ユーザーの悩みや知りたい情報を調べることができるので、検索ニーズを把握するときに便利です。

SEOキーワードのライティング

コンテンツSEOのライティングで最も大切なことは、読者にとって役に立ち、読みやすい記事を書くことです。一昔前は、キーワードを羅列したり、無理やり詰め込んだりするサイトもありましたが、完全に淘汰されました。

検索エンジンは、読者にとって価値があるサイトかどうかを高い精度で判断できるので、不自然なライティングをする必要はありません。というか、むしろペナルティを受けるので避けましょう。

ここでは、読者にとっても、検索エンジンにとってもわかりやすい記事の書き方を紹介します。

SEOに効果的なタイトルを付ける

タイトルでは記事を読むメリットをわかりやすく表現し、読者がサイトを訪問すべき動機を明確にしましょう。

そして、SEOキーワードをなるべくタイトルの前方に配置します。複合キーワードの場合はキーワードの順番も保持し、それぞれを近くに配置すると効果的です。たとえばキーワードが「沖縄 魅力」であれば、「魅力 沖縄」の並びにせず、「沖縄の魅力をすべて紹介!大切な人と行くドライブコース10選」という感じです。また、タイトルは全文表示できるようになるべく32文字以内にします。

見出しは一目で書かれている内容がわかるものにする

文中の見出しはユーザーと検索エンジンにページ内の文章展開を正しく伝えるために使われます。見出しを見れば内容が一目でわかるようにします。不自然にならない範囲で、見出しにキーワードを含めましょう。

コンテンツ本文のキーワード出現頻度は特に気にせず書く

SEOを意識してコンテンツを作っていると、キーワードをどのくらい盛り込めばよいのか疑問に思うかもしれません。しかし、キーワードの出現頻度を気にする必要はありません。不自然にキーワードを盛り込むのではなく、ユーザーの読みやすさを意識しましょう。タイトルと見出しに従ってライティングをすれば、自然とキーワードが盛り込まれ、適切なコンテンツを作成できます。

共起語は特に意識しないで書く

コンテンツSEOのライティング手法の中に共起語を多く含むようにコンテンツを書くということがあります。

共起語とは、コンテンツの中で、あるキーワードと一緒によく用いられる単語のことを差します。例えば、「海外旅行」というキーワードは 「ツアー」や「ホテル」、「保険」というキーワードが良く用いられます。つまり、「海外旅行」の共起語は「ツアー」「ホテル」「保険」ということになります。

しかし結論から言うと、コンテンツSEOのライティングの際に、共起語を考慮する必要はないと思います。なぜなら、検索ユーザーが知りたいことを意識してコンテンツを作れば結果として共起語は多くなるからです。それに、共起語をいれようとしてライティングすると、不自然な文章になり読者が読みにくくなることが多いからです。

キーワードを含むテキストリンク

検索エンジンがサイトを評価する時に、リンクは重要な指標となります。

この時、サイト内リンクを貼るときは、テキストリンクにキーワードを含めるようにしましょう。外部サイトからの被リンクは、自社で指定することはできませんが、タイトルをテキストリンクに使うことが多いので、適切にタイトルをつけていれば十分です。

まとめ

SEOキーワードの選定は、コンテンツSEOで最も重要な作業です。技術的なSEOも重要ですが、SEOキーワードを正しく選定し、コンテンツの設計やライティングができるようになってからでも遅くありません。

新しいツールを使う時は、手間に感じることもあるかと思います。今回はなるべく使い勝手が良く、無料で利用できるツールのご説明をしました。今回紹介した方法を活用しながら、一つ一つ着実に取り組んでみてください。